こんにちは、いけあつです。
先日このようなツイートをしました。
【メモテクニック】 おもいついたこと何でもかんでもFast Everに書いていく ↓ 「おもいつき」ノートブックにひたすら保存 ↓ Evernote で読み返して、 おもしろみのあるアイデアを各ノートブック「ブログしたがき」「noteしたがき」とかに仕分けて育てる
上記の詳しい使い方を紹介します。
- メモアプリ色々試したけど、結局どれを使えばいいかわからない。。。
- Evernote使っているけど、いまいち活用できていない。。。
といった方々の参考になれば幸いです。
本記事の内容
1. 効率の良いメモとは?
「ふと思いついたこと、感じたことをその場ですぐに、ありのまま書いて保存することができるメモ」
これが僕の考える効率の良いメモです。
言い換えると、脳内がそのままメモに直結しているようなイメージです。
そのためには、「思考の寄り道をしないこと」が重要になってきます。
2. Evernoteとは?

「Evernote」とは、自分のメモをクラウド上に保存してくれるサービスです。
これによって世界中どこからでも、スマホやPCどの端末でも同じメモにアクセスすることができます。
たとえば、学校の授業でノートパソコンを使ってEvernoteに書いたノートを帰りの電車でスマホから読み返す。帰宅後にデスクトップパソコンから後で編集してレポートを作成する。みたいなことができるようになります。
3. FastEverとは?

「FastEver」とは、Evernoteと連携してメモを保存することができるiPhoneアプリです。
(2019年8月現在 Andoroid版は存在しないようですが、Evernoteに対してウィジェットの設定を行えばFastEverのように使えるみたいです。)
主な機能はとてもシンプルで、テキストの入力と保存です。アプリを開いてすぐにテキストの入力を始めることができます。
この説明だけ聞くと「Evernoteに直接メモすればいいんじゃない?」と思いますよね。
では、なぜFastEverを使う必要があるのか、次の項から説明していきます。
4. なぜFastEverを使うの?
それはずばり「思考の寄り道をしないため」です。
冒頭で書いた通り、効率の良いメモをするためには「思考の寄り道をしない」ことが重要です。
メモしておきたいことを思いついたとき、Evernoteに直接メモをしていこうとすると下記のようなアクションと思考ルートを辿ります。
1. Evernoteを開く 2. どのノートブックに分類しようか考える 3. 選んだノートブックで新規ノートを作成する 4. ノートのタイトルを考える 5. ノートのタイトルを書く 6. 本文にアイデアをメモする
ひとつづつ言葉にしてみると、合計6ステップもの思考とアクションを辿っていることがわかります。
アイデアのメモを始めるまでに30秒くらいかかるかもしれません。
たった30秒かもしれませんが、この30秒の間に思いついたアイデアの鮮度はどんどん落ちて行きます。
とくに「2. どのノートブックに分類しようか考える」「4. ノートのタイトルを考える」 という寄り道の思考が入ることで、最初に思いついたアイデアの勢いが損なわれてしまう、広がりが抑制されてしまうといった可能性もあります。
これらの障壁を回避して効率よくメモをするためにFastEverを使います。
5. 思考の寄り道をしないためのEvernoteとFastEverの使い方

さて、ここから具体的にEvernoteとFastEverの使い方を説明していきますね。
基本的には冒頭のツイートの通りですが、アプリの設定や意識しておくポイントを解説します。
Evernote側の設定
まずはじめに「 FastEverでメモしたことをどんどん保存していくためのノートブック」を作っておきましょう。
僕の場合は「00-思いつき」というノートブックに保存するようにしています。
余談ですがタイトルの前に二桁の数字をつけているのは、名前の順で表示した時に数字の順番で並べて見やすくするためです。
FastEver側の設定
先ほどEvernoteで作成した「FastEverでメモしたことをどんどん保存していくためのノートブック」を保存先に指定しておく。これだけです。カンタン!
プラスアルファの設定で「ダークモード」をONにするのもおすすめです。
飛行機の中などの暗い場所で背景が白い画面を使っているとまぶしくて周りの人に迷惑をかけてないか心配になったりしますが、ダークモードを使用すると、スマホの画面の光量を抑えることができて心配なしです。
目にも少し優しいです。
何か思いついたら、とにかくFastEverでメモ&保存
日々生活をしていて、何か思いついたらその場ですぐにスマホを取り出してFastEverにガンガンメモ&保存していきましょう。
このとき、分類とか書き方とかは一切気にせずに脳内に浮かんだ「思いついたこと感じたこと」をありのまま文字にするのがポイントです。
余計なことを考える必要がないので、メモをするのが楽しくなってきますよ!
Evernoteで仕分けしてアイデアを育てる
ある程度のまとまった時間が取れたら、「メモしたことをどんどん保存していくためのノートブック」をザーッと読み返します。朝ご飯食べてる時とかおすすめです。
「面白いかも?」「これやりたい!」と思えるものが見つかったら、自分で決めたカテゴリーのノートブックに分類して、文書を書き足したり、画像をつけたりして育てていきます。
参考に僕のカテゴリー分けを紹介しておきますね。
00-おもいつき ▶︎ FastEverのメモをガンガン保存するノートブック 01-たまさん ▶︎ 妻の嫌いな食べ物とかのまとめ 02-ぷらいべーと ▶︎ ひみつです 03-たいせつそうなこと ▶︎ 講演会やセミナーなどで感銘を受けたエピソードなど 04-ブログしたがき ▶︎ ブログのしたがきを書きためてます 05-noteしたがき ▶︎ noteのしたがきです 06-かいしゃ ▶︎ 仕事関係のアイデアとかの整理
6. 「思い立ったが吉日」即行動あるのみ!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
「思考の寄り道を回避して、メモを効率化するためのEvernoteとFastEverの使い方」を紹介しました。
僕自身、Evernoteは学生の頃から使っているのですが、いまいち有効活用できている気がしませんでした。
社会人になってから前田祐二さんの著書「メモの魔力」を拝読して、FastEverの存在を知り、即インストールして色々試した結果、この使い方にたどり着きました。
以来、「メモをするのが面倒」「あとでやろう」と思うことがなくなって、自分のやりたいことをやれている時間が増えた。
やりたいことをやりきることができた経験が増えた。ことを実感しています。
「思い立ったが吉日」って、ことばがあるけど、 ほんとにその通りで「ブログに書きたいこと思いついた!」ってなったらその場で書き始める。 とりあえず書ききる。 みたいな勢いって大切な気がする。 「あとでやろう」「明日やろう」は大体やらない。 「今すぐやろう」
上記ツイートは、怠惰な自分にいつも言い聞かせている言葉です。
なにかと忙しく流れている現代社会の中で、ふと思いついたアイデアはすぐにどこかへ逃げていってしまいます。
思考の寄り道を回避し、アイデアのタネをどんどんメモして、育てて、やりたいことを実現していきましょう!
ではまた。